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【あやの里で「自然茶の集い」】  ■2014.6/28



十勝清水町剣山の麓「あやの里」の森で、「自然茶を楽しむ会」が開催されました。
今回はあやの里主人「ヤンジー」と「アグネス」の山口夫妻の想いが叶い、
近藤先生をお迎えし、親子で森の中で、自然茶を楽しむ会となりました。


・・・ひとりでも多くの方に、「自然茶」の力を感じて頂きたい。
近藤師匠は、あるがままのお茶を、あるがままの自然の中で、お伝えしたい。とおっしゃるのかもしれません。
しかし、子供達と一緒のお茶の会とは、いったいどういうことになるのでしょうか・・・。




・・・そんな不安を他所に、子供たちもやって来ました。
けっこう、ワルガキっぽい子もいます。大丈夫でしょうか?


会場を「創って」くださった、あやの里主人「ヤンジー」は、レスキューキッチンの専門家でもあります。
きょうは「お茶を楽しむ会」の前に、レスキューキッチンを稼動させて、自然農法の野菜たちを集め、
来場者の「昼食」に、蒸し野菜の腕を振るっております。



・・・みなさん。「お茶の色」と書いて、「茶色」ですよね。
お茶の色は元来、けっして濃い緑色ではないのです。
そう語りかけながら、
近藤先生は、わかりやすく「自然茶」の世界にいざなうのでした。

周囲には、炒られたお茶の香りが漂い始めます。
香りに引き込まれるように、子供たちも集まってきました。

そうして、炒られた「自然茶」が、皆さんに振舞われました。
・・・山奥に自生した自然茶は、根が石ころをも抱え込んで、地中深くからの養分を吸収した、
自然界からの素晴らしい贈り物です。

ですからお茶に感謝して、呼吸を整え、ほのかな香りを聴いて、大切に味わいましょう。

チャイグラスに注がれた「自然茶」を、真剣に味わう子供。
近藤先生のお話をしっかりと受け止めて、お話どおりに、「自然茶」を味わっていました。
いつのまにか傍らで、先生の言う事を、ちゃんと聞いていたのですね。


白樺と槲の森の中の、ここはむかし神社の参道でした。
水屋から童子さんが運ぶ、その道行きは、まるで「歌舞伎」の花道のようであり、
また「能舞台」の橋掛かりのようでもあり、流派流儀の形式に囚われない「自然茶」の世界ですが、
言ってみればその「所作」の一つひとつには、培われた日本人の美意識の洗練が息づいております。

森の樹々の呼吸も、静寂と一体となって、近藤先生の洗練された所作の一つひとつに、
さらに奥行とひろがりを与えているようでした。


そういう野趣に包まれて、自然茶と向き合った今回のお茶を楽しむ会。
参加された皆様とは、得がたい経験を分かち合う事が出来ました。

近藤先生に導かれて、自然の中で、自然のお茶と向き合う。
なんという、気持ちの良い、なんという贅沢な、ひと時なのでしょうか。




森の虫たちも、息を潜め、近藤先生の指先の動きに包まれるような一体感です。
 

お母さんたちの集中をよそに、子供たちは、傍らで、じつに自然に寛いでおります。
 

ところが、近藤先生がひと声、語りかけますと、子供たちは、瞬時に居ずまいを正すので驚きました。

そして感ずる処あって、一番年少の子供さんは、突然「童子さん」となって、お手伝いを始めるのでした。


こうして和やかに、爽やかな感動を残して、今年の、「お茶を楽しむ会」のひと時は過ぎてゆきました。

皆様も是非、「お茶を楽しむ会」へご参加してみてください。

「自然茶」をとおして、「自然の在るべき姿」への問いかけの内から、
わたしたちの暮らしの周囲も、素晴らしい発見に満ちている事に、きっと気が付くと思います。


【主催=茶戸庵】

【共催=あやの里・サワラビテラス】


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